最近、五木寛之の「林住期」を読んだ。古代インドの教えであり、人の人生を4期に分けて、学生期、家住期、林住期、遊行期の4期に分けて考える。林住期は50歳から75歳の25年間とのことであり、私は林住期に当たっている。自分がやってきたこと、そしてこれからのことを考えてみようと思う。 以前の話で恐縮だが…
4月から小学校へ上がる外国から来た子供(6歳児)のために、日本語教室が10月~ 3月の間 開かれます。(国際都市 おおた協会主催) コロナ禍のなか 例年通り大森教室をぐるりっとが担当しております。 日本語習得だけでなく 小学校に上がる前に、学校でまごつかないように基本的な事を 少しでも多く学…
平仮名でさえしっかり読めない初級の学生であっても、自己紹介は会話表現練習として早い段階で導入します。 日本語の音で出す名前は母語と響きが違ってしまうこともありますが、それも日本語での名前と受け入れてもらい練習していきます。 日本に住む人々は外見が似た人種がほとんどなので、他の国から来た方なの…
12月に入り、久しぶりに子ども教室に新しい生徒が入りました。タジキスタンから来た6歳と11歳の兄弟です。 ダジキスタンの公用語はクジク語。 インド・ヨーロッパ語族。話者はタジキスタンを中心に、ウズベキスタン、キルギスなどに分布しているそうです。彼らの母語もタジク語です。 直接法…
ぐるりっとでは、主に中学生の学習では「語学留学生のための日本語(略して「語留」)」というテキストを使っています。 2002年に発売された物ですが、現在問題集が絶版となっているようで、教室の在庫も残りわずか。 長年親しんだテキストではあるものの、これを機会に新しい教材についても調べてみようと…
成語故事「一鳴驚人」=「鳴かず飛ばず」 (「不鳴則己、一鳴驚人」より やらなければ何もしないが、やりだしたら人を驚かすようなことをする。) 成語故事「一鳴驚人」の由来は司馬遷の「史記」にある 春秋時代の楚の国 荘王の話より語られています。 春秋時代の覇者 荘王も即位して3年来、…
コロナ禍が始まって以来、多くのボランティア教室が閉じている中、我がぐるりっとは細々ながら開けていましたが、教室はすっかり寂しくなりました。そんな中にぐるりっとではシニアクラスになるK君がいます。いつも一人ぼっちの生徒です。夏休みにはしばらく生徒が増えてにぎやかな雰囲気になりました。ほかの生徒たちと…
大森の“あるお寺”のお祭り行事のお話しを紹介いたしましょう。 今から700年くらい前に、関東地方が大干ばつに見舞われて、大森にある お寺の坊さまにこの非常事態を救ってもらおうと、村中そろって祈祷をお願いしました。雨乞いは上手ではないのでと再三お断りをしましたが、村中のみんなの願いを聞き入れて、…
先月奥日光を訪れたとき、生まれて初めて生で鹿の鳴き声を聞きました。百人一首猿丸太夫(古今和歌集では詠み人知らず)の「奥山に 紅葉ふみ分け なく鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」の世界が浮かんできました。 元々西行や源実朝の歌は好きでしたが、百人一首には 特別な思い入れはなく、小学生の頃はクラスメー…
コロナ緊急事態宣言が解除され、ようやく感染者数も減少してきたのに合わしたかの様に中2の孫と計画していた8泊9日の山陰・姫路・奈良・京都・大阪旅行へ出かけることが出来た。 始めに我が家のルーツ山陰を孫に見せたくて岡山から伯備線で出雲市へ向かい、翌朝、落着いた 佇まいの出雲大社で家内安全と旅の…
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