先日、「イヤな気持ちにならない理由の尋ね方はありますか?」という質問されました。 Tさんは職場で支給されたマスクを自宅へ持ち帰ったところ、それを見た家族から 「なんで?」と聞かれて無駄使いをしたと咎められている様で不快になったそうです。 自分自身がなぜそう感じた理由も分からないと言うので一緒に…
私は今年の夏、国際都市おおた協会(GOCA)の「こども学習支援ボランティア養成講座」を受講しました。その講座で、「外国につながる子どもを取り巻く環境」について講演を聞く機会があり、今支援している子どもたちの抱える問題などについて学びました。 この講演の中で、子どもたちを「外国人」とは呼ば…
日本に来た子供たちが、ぐるりっとに通い始める時期は様々です。 同じように卒業していく時期もそれぞれです。 今年は二学期から小学校や中学校に入る数人が、八月末に子ども教室卒業となりました。 その後、学校に入ってから取り出しでぐるりっと教室に通ってくる生徒もいます。 昨年夏に来日して子ども教…
七月中旬に語留32課「~ために」を用いて、目的を述べることができる学習をしました。 担当していたRさんに、フィリピンから日本に来た目的は何ですかと尋ねてみました。 「日本の高校で勉強するためです」 どうして日本の高校を選びましたか。 「フィリピンの学校はコロナ禍のため殆どオンラ…
日本語教育に携わっている人ならおそらく誰もが思うことだろう。 「日本語の教科書は高い」 日本語の教科書が高いのは今に始まったことではない。まだ初々しい日本語教師だったころのことだ。学生たちの頭の中でごちゃごちゃになっている接続詞や副詞を整理して教える教材を探して本屋をめぐっていた時ど…
最近続けてボブ・ディランの「風に吹かれて」を耳にすることがあった。デビュー60周年ということもあってのことだと思うが、直近で聞いたのは、ある若手(30代)アーティストがゲストとして出ていたラジオ番組だった。‘好きな曲’としてリクエストをし、好きな理由を「過去や未来のことを考えてクヨクヨせず、今を生…
(インドネシア駐在とコミュニケーション) 2009年から7年間インドネシア製造子会社に駐在しました。駐在中は現地社員と常に笑顔で接触し、コミュニケーションを大切にすることを心がけて無事任務を全う出来ました。その間、ジャカルタ歩く会(JWC)に入会しインドネシアの自然、文化、歴史等に接することで多…
表面上の日本語スキルを習得するだけの働きかけでは何か足りない。 こどもに対する日本語教育は、大人に対する日本語教育の働きかけとは異なるものがあると感じる。 自分にとって何が「よい」のか、そして今「何」が「なぜ」必要なのかを自分で認識したうえで求めて学ぶ大人とは異なるのだ。 今の我々が「いい…
授業の中で扱うカードに、ロボットが登場するものがあります。 ない形の文型を学習する時によく使う絵カードです。 一枚は、たくさんの食器を前にして、困り顔の男性。 「お皿を洗わなければなりません」 もう一枚は、ロボットが代わりに食器洗いをしてくれる横でくつろぐ男性。 「お皿を洗わなくても…
発祥の地でもないのに、漢字を手放さずに使い続けているのは日本だけ。 そのせいで、学校生活を通じて数千もの漢字を覚えなければなりませんが、 そのおかげで中国語ができなくても、書かれたものを見ると、なんとなく意味がわかります。 それは、漢字が表意文字だからで、漢字を日本語読みしても通じないことは …
事務局 東京都大田区南馬込2-1-17 070-1404-8738
教室 東京都大田区山王3-37-11 大田区立山王会館 303号室 03-3773-8347 月・水・金 10:00~16:00
※お問い合わせ等は開講時間内にお願いします
地図を表示