私たちの教室では、来日間もない様々な年齢の子どもが日本の学校教育を受けるため、日本語の習得に励んでいます。 ひらがなカタカナの読み書きができ、簡単なコミュニケーションが取れるようになった子どもは学校に行くようになります。 先週も3人の子どもが学校に行き始めました。 大田区の未就学児の日…
新学期が始まり、4月から担当したのは15歳の男子生徒だ。彼は7歳まで日本で暮らし、その後中国へ帰り、この3月に日本にご家族と日本に来た。中学就学前の日本語習得を目指しており、とても熱心で真面目に取り組んでいる。 あいさつの課では、実際の場面で使えるように「いただきます」と「ごちそうさま」をロー…
成語故事「舟刻求剣」=「舟を刻みて剣を求む」 (時勢の移る事を知らず、いたずらに古いしきたりを守る事のたとえ) 成語故事からのお話です。 楚の人が舟で長江を渡っておりました。すると剣が舟から水に落ちました。慌てて舟に印しを刻んで、「私の剣が落ちたのは ここだ。」と言いました。…
私たちが指導する生徒たちは、母語以外の言葉として日本語を習得するためにやってきます。 外国語の語彙を学ぶには、かねてよりフレーズで覚えること、使う場面を理解することが基本姿勢とされてきました。 しかし、それだけでは使える様にはならず、定着にはアウトプットが大切と言われています。 生徒たち…
子ども教室での学習を終え学校に入った子供たちが、もっと日本語を勉強したいとぐるりっと教室に来た時、日本語のシャワーを浴びて増えた言葉に驚きと喜びを感じます。 「やばい」「でかい」はすぐ覚えて使っているようです。昭和生まれの私は女の子がでかいって言うかしら、大きいよね、と思いますが、言葉の男女差も…
4月に入り小・中・高・大学などで、入学式が行われました。ぐるりっとの子ども教室からもタジキスタン出身のS君が小学校に入学しました。 タジキスタンは旧ソビエト連邦から独立した中央アジアの国です。公用語はタジク語で英語は殆ど使われていないようです。 S君は12月初めに兄B君とご両親と4人で…
超多国籍都市 トーキョウ 東京23区には今年1月時点で46万5000人の外国住民が住んでいるとのことだ。(NHK) え!そんなにたくさんと私は思わない。なぜならいたって狭い私の生活圏内でも外国人とすれ違うことは日常的なことだから。スーパーやコンビニで働いている外国人は今や当たり前だ。私の生…
国語辞書といってもたくさんの発刊元があり、引用する場合もその辞書によっては様々な解釈が載っています。「広辞苑」のような分厚いものから「100円均一」で買えるものまで、あらゆる解釈が少しづつ違うことに気づきます。 名辞書の誉が高い「新明解国語辞典」(略して“新解”)は発行された年度によって、解釈…
年明けから年度末までの数ヶ月間、四月から小学校1年生に入る男の子とお勉強をしました。 その子は母国で幼稚園の様な学校に通ったことはないとのことで、日本での小学校が初めての集団生活となるようでした。 自分の持ち物を自分で管理する習慣すらなかったその子(と家族)にとって、持ち物一つ一つに細か…
私自身が「こども日本語教室」に携わるようになり3ヶ月が経つ。 まだ3ヶ月だが、早速この3ヶ月を一緒に過ごした学習者が4月から小学校へ編入学する。 この3か月間でサバイバル日本語を学んでいるが、もちろんそれだけで日本語が不自由なく使える訳ではない。 生活面で使う日本語に加えて、学習面で使う日…
事務局 東京都大田区南馬込2-1-17 070-1404-8738
教室 東京都大田区山王3-37-11 大田区立山王会館 303号室 03-3773-8347 月・水・金 10:00~16:00
※お問い合わせ等は開講時間内にお願いします
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