2019年ラグビーワールドカップが開催されています。
日本チームの躍進と素晴らしいプレーが,ラグビーにはほとんど関心がなかった私のような者も魅了しています。
それだけでなく、ラグビーはとても奥の深いスポーツであることを知りました。
ボールを使って投げる、蹴る、走る,跳ぶなどの総合的技能に加えて激しい身体のぶつかり合い、チームプレーの妙技…そこには緻密なルールが存在していたのです。
ヘラクレスのような身体をもつ選手たちが暴力沙汰を引き起こすこともなく、紳士的なプレーをしている由縁がそこにあるのではと思いました。
(また、運動量の多さがけんかなどで体力を消耗させる余地を残さないのではとも…。)
そして、エデイ―ジョーンズのような名コーチの存在も大きいことは誰もが認めるところでしょう。
これらが一体となり、力強くも見事なチームプレーで得点に結びつける…組織としてのチームプレーの在り方を見る思いです。
それは、おそらく「主体性とルール」といってもよいのではないでしょうか。
組織として、子どもの「自立」をゴールとして支援しているぐるりっとでも、当てはまらなくはないでしょう。
認識や価値観の違う人達が協力し合ってより良い支援をおこなうには、やはり良い意味でのルールは必要なのではないでしょうか。
ルールとは、主体性を縛り付けるものではなく、より良く引き出し認識を共有することと共に、組織プレーの効果を高めるものではないでしょうか。
ぐるりっとの教室は、今後大きな改革を迫られるかもしれません。
多くの新しいメンバーを迎え、これからの支援体制を構築していく時のためにも考えたいテーマです。
(pht)