1月3日手洗いをした衣類をいつも通り洗濯機で脱水をしようとスタートボタンを押す。何時もと感触が違い何回か繰り返すがスタートしない。電源を切る、時間設定を変えるなどしても、ボタンはへなへなとしてスタートしない。コース変更はできるのになぜかスタートボタンだけが作動しない。そういえば、此のところ時々ボタンが押しにくいことがあった。参賀日だが購入先の量販店に電話。購入15年は直接メーカーにと電話番号を教えてくれた。メーカーに経過を話すと「部品はないでしょう。伺うだけで費用が発生します。部品が見つかっても修理代金、耐用年数を考えると購入を勧める」と言われた。
洗濯物を手で絞っては少し置き、絞ること3回で浴室に干す。(ある事情から外干しができない)近くの個人の電気屋に相談してみようと、6日の営業まで待つことにする。その間、手絞り脱水となる。ウール製品は脱水機が普及していない時代、タオルに挟んで絞り風通しの良い陰干しだった。厚手ぎみのカーディガンを我慢できずに洗った。バスタオルで絞ったが、浴室乾燥を利用しつつも滴る水分、型崩れを防ぐにはと頭を使うが思うようには乾かなかった。すべてを手洗いとしてから何年になるだろうか。脱水機能の存在の大きさを実感。
6日電気屋の女性「洗濯機の部品は7~8年・・・」。近くの量販店に行く。性能と容量による価格に驚く。脱水しか使わないのにもっとリーズナブルなのはないのだろうか。納品は2週間先。これにも驚く。2・3のパンフレットをもらい帰宅。家で落ち着いての検討が必要だ。
どこか納得がゆかず、メーカーの修理も駄目だったら購入しようと電話。担当の女性は「修理日を決め、当日の朝に修理の可否がわかりキャンセルも可能。明日には伺える」とスムーズな対応。希望日の朝、修理担当から部品はないと回答。洗濯機の状態を話すと、「コースが変更できるなら変更してスタートを押して見てください」の言葉に・・・。なんとスイッチが入った!脱水しか考えていなかったので、コース変更は試してもスタートボタンは押さなかったか。とにかく諦めずによかった。
洗濯機での洗濯開始。最初はきちんと作動するか心配したが風呂水を給水、倍速コースは脱水迄できた。翌日コース変更しても完了。そして、恐る恐る脱水だけにもチャレンジ。な、なんとできた!!
この1週間はなんだったのだろう。洗濯機は久しぶりに本来の機能を呼び覚まさしたのだろうか。シルバーのボケ?いや、他のボタンとは違った感触で、強く押そうが何回押そうが駄目だったのだ。勤続15年の洗濯機、初の正月休みだったとしよう。
(トライ&ゴー)