外来由来の言葉に使用されるカタカナ語も多い日本語ですが、複数の単語の頭文字で作られたイニシャリズムもよく目にします。
例えば、ATM。これは諸外国でも使われています。
USBは、充電や接続時に気にするもの。タイプが分かれていますね。
LEDを選んで購入しています。
PCは今、まさに私が使用しています。
AIは、急速に様々な場面での活用が進んでいます。
教育関連の記事に「CQ」というイニシャリズムの紹介がありました。
無線用語ではありません。
なんだと思われますか?
答えは、文化的知性=Cultural Intelligence(カルチュラル インテリジェンス)
文化の違いを超えたコミュニケーション力のことです。
多様な人々と関わる際に必要な力とは何でしょうか。
相互の知識や理解、アイデンティティを尊重しつつ意思疎通を図れる柔軟性、といったことでしょうか。
教育に関わる指数としてCQが注目されていることは、それだけ異文化との関わりは当然のことであり、知識として頭でわかっているだけではなく、己自身を知り、相手を知り、その理解を双方向で伝えあえる力が若い世代には特に求められているということでしょう。
ぐるりっとには色んな国や地域から生徒がやってきます。
生徒たちが自身を知り、日本を知り、周囲を知り、伝え合えるCQを高めるために私は何ができるだろう?
そんなことを思いました。
他人と関わる時、共感していくことが常に大事だと思っています。
ぐるりっとの生徒たちが小・中学校へ就学した後、CQで様々な違いを超えていってほしい。
また迎える日本人も彼らをCQで受け入れていってほしいと思います。
そして、それは日本人同士の関わりにも言えることです。
(E.F)