私は夢を見る。5年前の夢日記を紐解くと、たとえばこんな夢。
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ちょっと遅くなっちゃったな…くらいの気分で家路についていたんだと思う。よく考えたら駅から家までの道ではないんだけれど、広域な感覚でいうと家へ向かっていたんだろう。ふと気づくと道ゆく人がみんなマスクをしている。しかも黒いマスク。自分だけ白いマスクでなんとなく効力が弱いような気がして不安になる。黒いマスクの方が強そうだし安全そうな気がする。白で大丈夫かな、でもしてないよりはマシかなと思う。マスクの焦りもあって段々早足になる。ちっとも速く進めないし、むしろ足が重たくなるのだけれど、必死にプールで水中をダッシュするような感覚で脚を動かす。小学校が近づいている。厳密には自宅の方角ではないのだけれど、とにかくその方角へ向かう。空に数台のヘリコプターが飛んでいる。大きなその数台だけで空が埋まってしまうくらいのサイズ感で近くを飛んでいる。いよいよ周囲が騒がしくなり、落ち着かない空気が漂っている。どうせなら家で家族と一緒に迎えたかった。しかしこんな道端で始まってしまった。戦争が。これから徴兵とか疎開とかいろいろあるんだろうな。戦争は過去のものと思っていたけれど単なる勘違いだったのだろう。始まってしまった。勃発した。戦争が。
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「戦争勃発」の夢だ。その後日本で戦争はまだ起きていないし、起きないで欲しい。でもそんな気持ちとは裏腹にこんな夢をみるのだ。
何か身の回りや社会的に気がかりなことがあると、全く他愛もないことと相まって、複雑で現実とは見分けがつかないような夢をみる。それは後になって微かな予知夢であったことも多い。マスク…コロナ禍? 戦争…ウクライナ? と思えなくもない。後になっては。
とても短いスパンの予知夢であることもある。長年ご無沙汰していた友人の夢を見たら、翌日その人物から連絡があったり。そんな「わっ。」とちょっと驚くけれど何の役にも立たない、そんな夢を見る。
皆さんはどんな夢をみますか?日本語をどんどん覚えてゆく外国の子どもたちは、夢にも日本語がでてくるかしら?
KogomiK