前回ブログを書いたのが2月末、あっという間に7月半ばになりました。
5月に蒔いた種から次々にかわいい花が咲いています。
コロナ禍がなければ、オリンピックの観戦を楽しみにしていたことでしょう。
不要不急の外出をしない自粛生活。
生活から不要不急のことをのぞいたら薄っぺらな生活になりました。
生活の中心は食事と読書。
時間があるので、いつもは手にしないような本も読みました。
自然の中の人間、歴史の中の個人のような大きな世界から人間を見つめるもの
に関心が向きました。
コロナ禍そして7月に入ってからの集中豪雨で
自然の脅威・人間のもろさを感じたからでしょうか。
ぐるりっとでは、2月末から閉鎖していた教室を6月半ばから再開しました。
消毒、手洗い、マスクorフェースシールド、ソーシャルディスタンスを守っての
対面授業です。
危機の時には抱えてきた問題・本質が露呈するといわれますが、
中国の覇権主義、アメリカの差別問題とともに、日本のデジタル化の遅れが指摘されました。
ぐるりっとでも教室が使えなかった期間、デジタルを使ったリモート対応ができませんでした。
学習者の多くが日本語力がゼロorゼロに近い状態で来室し、
場面・表情・体を使っての非言語のコミュニケーションによる授業で始まります。
そのようなこともあって、リモート授業は想定していませんでした。
しかしこれからの世界に対応すべく、対面授業を補完するツールとしても、
デジタルの活用を考えていかなければと思います。
老人性難聴でソーシャルディスタンスを守っての対面授業がむずかしい私は、
現在授業に係われていませんが、なんとか支援の手助けができないかと考えています。
(EY)