暑くてもマスクをする二回目の夏です。
昨年のどこにもマスクがなく探し求めていたのが噓のように、巷にはマスクが溢れ、マスク生活を楽しもうと趣向を凝らしている人も多いようです。
先日は、ストールと同じ柄のマスクをしているお洒落な方を見かけましたし、教室でも、Tシャツと同じ色のマスクをしている生徒がいました。たまたま同色?いえいえコーディネートしたのでしょう。
今や生活の必需品であり,馴染んできたマスクですが、口周りの筋肉を使わなくなる点には如何ともし難いものがあります。
教室での「あいうえお」の練習の時、「にほんごをまなぼう」のおおきなこえでいってみようのページの口の形の絵と写真を見ながらするのですが、マスクをしていると、口唇を突き出す「う」の形が特に上手くできないように感じます。
先日、ラジオで歯科医師の石井さと子さんが提唱する、表情筋をほぐすエクササイズなるものを知りました。
教室での母音の発声に似ていますが、「お」を弾き音の「ろ」に変えて「はにふえろ」と口の形を意識して言うのです。顔のたるみ予防、唾液の分泌にも効果的だそうです。
マスクを外せる日が来たら、生徒たちとしっかり口を開けて大きな声で五十音表を読みたい!エクササイズの効果も出ますように!
「はにふえろ」皆さんもどうぞご一緒に。
(I.N)