昨年暮れから海外メディアがロシアがウクライナへ侵攻すると報じていたが、2月24日にロシア軍がウクライナを侵略し、現実のものとなった。
ロシア プーチン大統領はウクライナ領内の親ロシア系2地区でウクライナ人によるジェノサイド(集団殺戮)が行われているので、これを助けるため『正義の派兵』を開始したと宣言し、これはプーチンによる一方的なウクライナへの侵略戦争の開始となっている。
ロシアとウクライナの軍力の違いは明らかで当初2~3日でロシアがウクライナを陥落させると思われていたが ウクライナ人の愛国心と軍の善戦、そしてゼレンスキー大統領の『国家を守る』と言う強い意思表示がウクライナ 国民を奮い立たせていると思います。兵力からすれば圧倒的に有利なロシア軍は軍施設のみの攻撃を行っているとしていたが、軍施設以外の学校やアパート、病院も容赦ない攻撃で多数のウクライナ国民が犠牲になっている中で、ウクライナ軍や国民はロシア軍に対して勇敢に戦っている姿に胸が締め付けられる思いです。
戦争が長引けば困窮するのはウクライナ国民です。連日の報道では18歳以上の男子は徴兵の義務があり国に残り、320万人を超える婦女子や子供、そして老人達はポーランドを始めとする近隣諸国へ避難しています。
EUやG7諸国はウクライナへの支援とロシアへの経済制裁を実行していますが戦争は膠着状態で終結見込みは見えない状態です。そして経済制裁を受けているロシア国民も同様です。
情報ネットワーク進化で今回の戦争は『情報戦争』と言われており、一方通行の情報発信でなく客観性のある正確でタイムリーな情報受発信で何が正しいかフェイクかを判断する材料になっています。言論統制をすればする程、国民は懐疑心を増幅させ、いずれ爆発していくことでしょう。プーチンの覇権主義に憤りをを感じています。戦争の早期終結でウクライナに平和が訪れることを祈っています。 私と妻でウクライナ大使館宛に少額支援をしました。
(2020.03.16kk)