子ども教室での学習を終え学校に入った子供たちが、もっと日本語を勉強したいとぐるりっと教室に来た時、日本語のシャワーを浴びて増えた言葉に驚きと喜びを感じます。
「やばい」「でかい」はすぐ覚えて使っているようです。昭和生まれの私は女の子がでかいって言うかしら、大きいよね、と思いますが、言葉の男女差もなくなってきているのでと納得。
近頃は何といっても「めっちゃ」です。子どもたちだけからでなく、テレビでもラジオでもYouTubeでも聞かない日はありません。
「めちゃくちゃ」の下略形で大阪の言い方だそうですが、今や全国区。それも話し言葉では、老若男女問わないような。「めっちゃ美味しい」「めっちゃきれい」「めっちゃそう思う」形容詞 形容動詞、動詞にも使えて便利。語感からも強調したい気持ちが伝わります。
それでも私は「とても」や「たいへん」の存在が薄くならないように、「とても美味しい」「たいへん疲れました」と、めっちゃ頑張って使っています。
(I.N)