足を骨折してしまい、ぐるりっとの活動からも離れて2ヶ月半が経ちます。
松葉杖を使い、ギブスをつけた生活は、当然のことながら日常生活の何もかもが不自由で、気が滅入る日々でした。
ぐるりっとで担当していたD君は、私が怪我をした直後から一時帰国した為、授業に支障をきたしませんでしたが、それまで行っていたビジネスパーソンの対面レッスンはオンラインに切り替えてもらうしかなく、家での不便な生活に、気持ちがどんどん落ち込んでいくのがわかりました。
当初全治3ヶ月と医師に言われていたのが、途中から全治6ヶ月に下方修正され、足だけでなく心まで折れそうになっていたタイミングで、新規オンラインレッスンの依頼をいただいたので、忙しくすることでどうにか日々を充実させようと思い、落ち込む気持ちを奮い立たせてお受けしました。
新しい生徒達の教材選択やレッスンの準備などで忙しくしていると落ち込んでいる暇はなく、気がつけば少しずつ気持ちは上向いていきました。
そしてようやくギブスや松葉杖も取れて、少しずつ歩けるようになってきた矢先、今度は風邪で熱を出してしまいました。それでもなんとか日本語のレッスンを続けていると、無理をして声を出していたからか声が出なくなってしまいました。
やむなく授業をお休みすることに・・・。
なんてついてないんだろう・・・と恨みたくもなりますが、その反面、物事がうまくいっている時にはそれが当たり前だと思っていた「日常」が、どれだけありがたいことか身をもって知ることができた気がします。
当たり前の日常が早く戻ってくるように願いつつ、前向きに頑張るつもりです。
(J.I)