小学校や中学校で、生徒に一人一台タブレットPCが学校から手渡されるようになり、課題の提出もタブレットを通して…というものが増えてきました。
先日生徒が冬休みの宿題の説明用紙を見せてくれたのですが、タブレットパソコンで情報を検索し、調べた内容をスライドにまとめて提出する…という内容。
試しに宿題のキーワードで検索すると、アシストのサイトがたくさんヒットしました。NHKの動画サイトはなんともわかりやすく、その場で一緒に視聴した後「こういうことをまとめれば良いんだね」と、多少のとっかかりを掴んだ感じなりました。
また、今年から都立高校の一般入試の出願がオンラインになりました。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/application2023.html
受験したい都立高校のIDを取得した後、受験者情報を入力し、顔写真データをアップロード。
受検料はカード決済。振り込みの場合は受領証をアップロード。
受験票は各自、自宅かコンビニのコピー機で印刷するとのこと。
12月20日から登録が始まり、推薦は1月12日ですが、一般入試は2月7日までとかなりの猶予があります。初めての試みということもあり、大きな障害等起こらずに受験が終えられたらと願うばかりです。
外国籍の子が受験することが多い在京外国人枠入試については、アナログでの出願のままです。しかし、出願から試験日まで1週間もなく、なかなかタイトなスケジュールとなっています。
色々な環境の受験者がいますし、面接をしながらの資格審査も必要ですから、すぐのデジタル移行は難しいのでしょう。しかし、そう遠くない未来には、デジタル出願が当たり前になっているような気もします。
ぐるりっとではマス目ノートに漢字や文法問題を書かせる、基本的にバリバリのアナログ方式です。
鉛筆を握ってノートに書く時間、教科書をめくって必要な情報を調べる時間は大切。これからも同じように授業を試みていくのだろうとは思います。しかし、何かデジタル関係の手続きで困った時に対応できるだけの知識とノウハウを知っておくことは必要です。
教室の通信・デジタル環境もなかなか満足な形には整わない状況です。頼みの綱のパソコンもいざという時に動いてくれず、頭を抱えることも。
とはいえ、新しい変化や情報を掴み損ねないよう、匙を投げずに準備していかなければなりません。
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