とある学生に言われた言葉です。
衝撃の告白だと思いましたか?
それとも、まぁ、そういう人もいるよねと思いましたか?
私は衝撃の告白だと思い、「えぇーー!!」と声を上げて驚いてしまいました。
しかし、明らかに噛み合っていないことはすぐに分かりました。
これまで一度も不衛生な印象はありませんでしたから。
よくよく聞くと「お風呂」=「湯船」を指しているではありませんか。
つまり「いつもシャワーだけで、湯船にはめったに入らない」と言うことだったのです。
私はその学生が「身体を5年も洗わない強者宣言」をしたのかと思い驚いてしまったのでした。
日本人にとって「お風呂」とは、「湯船」を指したり、身体を洗う「場所」そのものを指したりしていて、その時の会話の流れで聞き手が判断して意味を捉えていることに気付かされました。
その違いを話し、2人で大笑い。
伝える方も聞く方も互いに想像を膨らませ相手の事を気遣いながら会話を築き上げていく文脈依存の日本語の良さを改めて感じたのでした。
(Asky)