先日「多言語習得 音からが基本」と言う見出しの新聞記事を見ました。
これまで学んできた言語のリスニング能力が高い人ほど、新しい言語の音声を聞いている際にL.IFGの領域が活発化し、文法の理解が早かった。言語を学ぶ上では、まず音から入るのが基本だと裏付けられた。とありました。
私たちの教室では、学校生活に適応できるように、読む・書く・聞く・話すの4技能を同じ重みで指導してきましたが、ここにきて、コミュニケーションができることを目標にしたカリキュラムへ見直しをしています。
聞いて話すことの重視です。
読み書きに費やす時間を減らし、たくさん日本語を聞いて日本語の音に耳慣れすること、学習したことを実際に使ってみることを目指しています。
現在は、NHKfor schoolやユーチューブで授業で使える動画がいろいろあります。
そして、ネット環境のある学習者にはサイトを教えて家での視聴を勧めています。
又授業に付随する事務的なこと、授業の引継ぎも紙のノートをなくし、データでのみになりました。授業回数、交通費も毎月本人が申告することなく、勤務表から算出します。
若い新しい会員によって、いろいろ改善がなされています。
あたらしいカリキュラムの基、音声教材も取り入れた授業ができるよう年寄りの私も、がんばってついていこうと思っています。
(EY)