こどものための日本語教室は、日本語を教えることがメインですが、学校に入学・編入するための準備のお手伝いをすることもあります。 特に日本語が通じない保護者には、あれこれ就学のための支援をしたりします。 実はつい先程まで、突然7月から編入することに決まったフィリピン国籍の中3男子と母親への支…
もう10年以上前になりますが、他の日本語教室に所属していた時、ニュージーランドから来日したばかりのラグビー選手の家に派遣されました。 選手、奥さん、8才の男の子、4才の女の子の一家で、誰も日本語はわかりません。 日本語の勉強以前に、電化製品の使い方の説明から始まりました。 週3回、一ヶ…
6月になり、雨の季節となりました。 東京も梅雨入りをし、紫陽花が綺麗に花開いている時期ですが、今回は少し前の、4月末の教室風景をお伝えいたします。 4月といえば学校も新学期。 しかし、年度末に来日してきて、こちらの教室で日本語をゼロからスタートした子ども達は、自信を持って学校へ…
私たちの教室では、来日間もない様々な年齢の子どもが日本の学校教育を受けるため、日本語の習得に励んでいます。 ひらがなカタカナの読み書きができ、簡単なコミュニケーションが取れるようになった子どもは学校に行くようになります。 先週も3人の子どもが学校に行き始めました。 大田区の未就学児の日…
新学期が始まり、4月から担当したのは15歳の男子生徒だ。彼は7歳まで日本で暮らし、その後中国へ帰り、この3月に日本にご家族と日本に来た。中学就学前の日本語習得を目指しており、とても熱心で真面目に取り組んでいる。 あいさつの課では、実際の場面で使えるように「いただきます」と「ごちそうさま」をロー…
成語故事「舟刻求剣」=「舟を刻みて剣を求む」 (時勢の移る事を知らず、いたずらに古いしきたりを守る事のたとえ) 成語故事からのお話です。 楚の人が舟で長江を渡っておりました。すると剣が舟から水に落ちました。慌てて舟に印しを刻んで、「私の剣が落ちたのは ここだ。」と言いました。…
私たちが指導する生徒たちは、母語以外の言葉として日本語を習得するためにやってきます。 外国語の語彙を学ぶには、かねてよりフレーズで覚えること、使う場面を理解することが基本姿勢とされてきました。 しかし、それだけでは使える様にはならず、定着にはアウトプットが大切と言われています。 生徒たち…
子ども教室での学習を終え学校に入った子供たちが、もっと日本語を勉強したいとぐるりっと教室に来た時、日本語のシャワーを浴びて増えた言葉に驚きと喜びを感じます。 「やばい」「でかい」はすぐ覚えて使っているようです。昭和生まれの私は女の子がでかいって言うかしら、大きいよね、と思いますが、言葉の男女差も…
4月に入り小・中・高・大学などで、入学式が行われました。ぐるりっとの子ども教室からもタジキスタン出身のS君が小学校に入学しました。 タジキスタンは旧ソビエト連邦から独立した中央アジアの国です。公用語はタジク語で英語は殆ど使われていないようです。 S君は12月初めに兄B君とご両親と4人で…
超多国籍都市 トーキョウ 東京23区には今年1月時点で46万5000人の外国住民が住んでいるとのことだ。(NHK) え!そんなにたくさんと私は思わない。なぜならいたって狭い私の生活圏内でも外国人とすれ違うことは日常的なことだから。スーパーやコンビニで働いている外国人は今や当たり前だ。私の生…
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